深センの電脳街「華強北路」でニセApple製品販売業者が一斉逮捕!
2014.06.02 10:21
Apple関連製品について数多くの情報を提供しているソニー・ディクソン(Sonny Dickson)氏が、5月27日に中国深センの電脳街で、ニセApple製品を含む携帯端末やパソコンを販売していた業者が当局によって一斉逮捕されたことを、ブログおよびツイッターで伝えています。
深センには華強北路という「中国の秋葉原」と呼ばれる電脳街があり、そこには「YuanWang」デジタルモールという建物があります。ディクソン氏によると、ここではiPhone5、iPhone6、iPad、Macなど、大量の「ニセ」Apple製品が売られています。またこれらニセモノに混じって、主に香港から密輸入された本物も売られているのだそうです。
「中国の秋葉原」で一斉逮捕!
5月27日、深セン市の税関および華強北路警察が同デジタルモールになだれ込み、ニセモノや密輸入のデジタル製品を販売している業者を一斉逮捕しました。ディクソン氏によれば、120人を超える政府関係者が捜査、逮捕に関わったそうです。
逮捕者のなかには、密輸および販売を行う3業者が含まれていました。彼らは倉庫を10ヶ所に構え、モール内では38店舗を運営していたそうです。同時に大量のAppleやSamsung製品も押収されました。
Appleが捜査を依頼した可能性も
今回の一斉逮捕についてディクソン氏は、本体の発売前から出回っているiPhone6のアクセサリや、大量のリーク情報に耐えられなくなったAppleが、中国政府に依頼した可能性があると見ています。
製造委託先であるFoxconnが、極秘裏に旧世代のApple製品の部品を香港で売りさばいているという噂は以前から流れています。実際電池などの部品や修理されたiPadは、香港に行けば簡単に入手可能なのだそうです。
ただし今回のような大規模な手入れがあっても、密輸・闇市場がなくなることはなさそうです。またディクソン氏は、中国で製造を続ける限りは、情報のリークは防げないだろうと述べています。
参照元: Sonny Dickson
執 筆: lunatic
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