アップル、Beats社のアイヴォン氏とドクター・ドレ氏をWWDCで役員として正式発表か
2014.05.13 10:27
アップルは、6月2日からサンフランシスコで開催する世界開発者会議(WWDC)において、現在買収の話し合いを進めているとされるBeats Electronicsの共同創立者、ドクター・ドレ氏(Dr. Dre)と創立者兼同社CEOでもあるジミー・アイヴォン氏(Jimmy Iovine)を、アップルの役員として正式に発表する可能性があるそうです。米Billboard誌がBeatsの関係者筋の話として伝えています。
アイヴォン氏はアップルの音楽事業を指揮する?
買収の話し合いがまとまれば、両氏はアップルに加わるという見方が有力です。関係者によれば、アイヴォン氏はアップルの音楽事業の海外部門をまとめ、各音楽レーベルやパブリッシャーとのやり取りを指揮することが期待されているそうです。
アップルは音楽業界にとって最大の顧客となっていますが、ダウンロード売り上げをどのように扱うかでは、一部のレコード会社と微妙な関係にあるといわれています。たとえばiTunes側は、YouTubeやSpotifyなどのストリーミングサービス経由でのダウンロード配信に先駆け、iTunesだけで入手可能なアルバムを提供して欲しいとレーベル側に申し入れているそうです。
買収話の背景にはiTUnesの売り上げ不振
一部の業界関係者らは、今回のBeats買収は、iTunesの2014年第1四半期のダウンロード売り上げが13%以上も落ち込み、右肩下がりの状態であるためではないかと指摘しています。アメリカではiTunes Store売り上げの70%以上を、楽曲とアルバムのダウンロードが占めています。
参照元: Billboard
執 筆: lunatic
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