Appleの売上好調によりサプライヤーのFoxconnの純利益が13%上昇
2014.03.30 10:40
Appleの主要なサプライヤーである台湾を拠点とするFoxconn(正式名称はHon Hai Precision Industry)は、AppleのiPhoneとiPadの好調な売上により純利益が13%上昇し、金額でおよそ35億ドル(約3,599億円)の利益を上げたとウォールストリート・ジャーナルが報じています。同社の売上の中でAppleが占める割合は40%にもおよんでいます。一方、数日前にはサプライヤーであるPegartonも収益が22%上昇したとレポートされています。
今回のFoxconnの結果は、Appleが発表した2013年12月期のiPhoneの販売台数が5,100万台であり、前年比7%上昇していることやiPadの売上が前年2,290万台から2,600万台に上昇しているという数字とも整合性があります。
FoxconnはAppleのiPhoneとiPadを担当する主要な製造サプライヤーで、iPhone5cとiPad miniの製造を担当するPegatronが2番目の製造サプライヤーとなっています。
業績が好調なFoxconnですが、Appleへの売上の依存度が高いために、Foxconnは新工場の建設やソフトウェア開発などに9,000万ドル(約9,254億7,000万円)を投資して事業の多様化を模索しています。
Appleは2014年第1四半期決算(2013年9月から12月の期間)では記録的な売上である576億ドル(約5兆9,230億円)を計上し、5,100万台のiPhone、2,600万台のiPad、600万台のiPod、480万台のMacを販売しています。
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