iPhone6に搭載のA8チップは動作周波数2.0GHzを突破か!?
2014.07.12 10:38
iPhone6やiPad Air2に搭載が確実視されるA8チップの動作周波数は2.0GHzを超え、iPhone5sに搭載されているA7チップの1.3GHzから大きく引き上げられると中国のサイトcnBetaが伝えています。
iPhone6用A8チップは動作周波数2.0GHzに高速化
最近、iPhone6用のA8チップはTSMCが出荷を開始したと報じられています。cnBeta によると、A8チップの動作周波数は2.0GHzを超えるものの、A7チップと同様に64ビットのデュアルコア構成、20nmプロセスとなる模様です。
Androidスマートフォンのハイスペックモデルでは、クアッドコアCPU搭載端末も増えていますが、Appleは数値上のスペックは追求しない方針なのかもしれません。
Appleはスペック上の数字を追求しない?
iPhone5sはデュアルコアでメモリ容量1GBと、スペック値は登場時点でも決して高いものではありませんでした。しかし、2013年9月の調査では、iPhone5sは当時販売されていたスマートフォンの中で最速の処理速度を誇っています。
チップの処理速度を上げれば、バッテリー消費が激しくなります。iPhone6は、ディスプレイを大型化しながらも本体が薄型化すると見られており、バッテリー持続時間確保のため、処理速度を追求できないという事情もあるかもしれません。
Appleのスペックを追求しない姿勢はiPhoneのカメラでも見られます。画素数の数値ではなく、レンズや画像処理プロセスの性能を向上させることで誰でも使い勝手が良くキレイな写真が撮れるカメラを実現しており、画素数競争からは一歩引いた立場を取っていました。
iPhone6も、使い勝手を優先して数値上のスペックは派手なものとはならないかもしれません。それでもiPhone6の処理速度がどの程度になるか、気になりますね。
参照元:cnBeta、G4Games
執 筆:hato
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