モバイル契約件数、国内にはスマートフォンがガラケーを上回ると予測
2014.04.30 12:38
調査会社のMM総研によると、2015年以内に携帯電話の契約件数が多機能型携帯電話「スマートフォン」が従来の携帯電話「ガラケー」を超えると予測する発表を行いました。今年3月末に携帯会社3キャリアが発表した契約数などをもとに推計しています。
調査データによると、スマートフォンが前年比1,376万件プラスの5,734万件となっており、一方でガラケーは同比867万件マイナスの6,468万件となっています。最大の要因は、国内各キャリアにおいて料金プランの安い「格安スマホ」のサービスが急増したことによります。
昨年度の1年間で、その差は2,200万件ほど縮まっていることから、今後携帯会社キャリアから電話回線をレンタルして提供する仮想移動体通信事業者(MVNO)による格安スマホ普及やSIMフリーiPhoneにより、今年中にスマートフォンの契約数がガラケーを上回ることは確実視されています。
国内キャリアに影響を与える、MVNOやSIMフリーによるサービスの多角化
また同報告書では、このペースでいくと2019年3月末にはスマートフォンの契約数は「1億件を超える見通し」と報告されています。一方で、ガラケーの契約数は機能を通話やメールの利用だけに絞った、シンプルなデバイスが年配の方を中心に4千万件程度は保つと推計されています。
これまでガラケーや旧型スマートフォンは、各機種でデザインや機能が異なっていましたが、iPhoneの台頭により、キーボードレスや高速通信化、大容量ストレージ等の世界的にモバイルの標準仕様が形成されつつあります。
今後国内キャリアやMVNOなどの各社が他社より優位に立つためには、どれだけ消費者目線のサービスを提供できるかが勝負のカギを握っています。
参照元:MM総研
執 筆:iCHI
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