次期iPhone6でサファイアガラスがディスプレイに採用されると予想されていますが、これを裏付けるような特許をAppleが昨年申請していることが判明しました。アリゾナ州メサで準備されている新工場の状況とともにサファイアガラスの生産は本格化しそうです。
次期iPhone6のディスプレイにサファイアガラスが採用された場合には、従来よりも強固で、より傷に強い耐性を備えることになるのは既にはっきりしているのですが、さらに今回の特許によりますとサファイアガラスは従来のガラスよりも指紋をつきにくくし、同時に水を弾くことができるとしています。
サファイアガラスの採用で従来のコーティング手法を変更
今回の特許ではサファイアガラスにさまざまな手法で、油に対する親和性をなくすような撥油性のコーティングを行い、指紋による汚れを防ぎ、同時にタッチスクリーンとしても機能する手法を説明しています。また、タッチスクリーンの機能を維持したまま、水を弾くような疎水性のコーティングについても説明しています。Appleは従来のゴリラガラスを使用したタッチスクリーンでも撥油性と疎水性のコーティングについて特許を取得していましたが、今回サファイアガラスを採用することで、その手法を変更することになったようです。
GTAT社の技術ノウハウで効率的なコーティングが可能
アナリストのMatt Margolis氏は今回のサファイアガラスへのコーティングについて、従来のガラスに対するコーティング技術とは全く違い、GT Advanced Technologiesが持つ放電プラズマ焼結のノウハウを活用する予定だと説明しています。
今回の特許は昨年の9月に申請されたのですが、Appleは当時既にサファイアガラスをiPhone5sのカメラレンズやTouch IDを装備したホームボタンに採用しており、既にコーティング加工も行っていたのですが、この技術の特許を申請したということは、さらに大きなエリアであるタッチスクリーンにも採用する予定だからと考えられます。
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