近々登場が予想される「Apple TV」にはカメラが搭載され、ユーザーの動作を検知して操作するモーションコントロール機能が搭載される可能性があります。
現在のセットトップボックスという機能を超え、ゲームにも対応すれば、任天堂やソニーといったゲーム機業界に大打撃を与える可能性もあります。
最近、モーションキャプチャ技術者の採用を進めるApple
「Apple TV」は、日本ではあまり注目を浴びていませんが、Apple におよそ1,000億円の関連売上をもたらしている存在です。
Apple Insiderによると、最近Appleが出した求人情報に、モーションキャプチャー関連の技術者が目立っており、Apple TVにカメラを搭載して動作を感知したコントロール機能を搭載する可能性が考えられるとされています。
昨年買収したPrimeSense社の技術を活用か?
昨年11月、Appleは3Dモーションセンサー技術のPrimeSense社を約360万ドルで買収しています。PrimeSense社の技術は、マイクロソフトXbox 360のキネクト・コントロールを実現した技術でもあり、Apple TVに組み込まれれば、ゲーム機としての機能を持つ可能性もひろがってきます。
もし、Apple TVにゲーム機能が搭載され、世界中に広いユーザーを持つiPhone やiPadとの連携が実現すれば、巨大なゲームプラットフォームが構築され、家庭用ゲーム機業界に激震が走る可能性もあります。
昨年末にAppleが日替わりでアプリなどのコンテンツを無料プレゼントした「12 Days プレゼント」では、iPhone/iPadのカメラでユーザーの動作を取り込むダンスゲームも提供されていました。これは、モーションコントロール機能を持つゲームをApple TVに取り込むためにユーザーの反応を探るテストマーケティングだった、というのは考えすぎでしょうか?
家庭用ゲーム機に革命が起きるかも?!
iOSでは、カメラ機能で操作できる、身体の不自由な方向け機能を搭載していますが、Apple TVは製品の位置づけから、エンタメ寄りの機能を搭載して可能性はありそうです。
Apple TV はAppleの主要製品で唯一、カメラを搭載していません。カメラを搭載して、Facetimeのようなテレビ電話を実現したとしても何ら不思議はありませんが、それだけにとどまらない、夢の膨らむ機能とともに新しいApple TVが登場しそうで楽しみですね。
PrimeSense社のモーションセンサー技術を紹介した動画はこちらです。
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