iPad5は格段に薄型・軽量化、iPad miniと同様の技術採用で
2013.08.13 18:39
iPad5は格段に薄型・軽量化、iPad miniと同様の技術採用で
第5世代iPadは、iPad miniに使用されたものと同じタッチパネル技術を使用するため、既存のモデルより軽く薄くなることが可能になったと、「事情に詳しい人物」が米国のウォールストリートジャーナル(WSJ)に語っています。第5世代iPadの外観はiPad miniに近く、狭いベゼルと格段に薄くなった筐体を持ち、しかし9.7インチのRatinaディスプレイは引き続き採用されることになるものとみられます。米国のCult of Macが伝えています。
WSJによると「ユーザーが通常スクリーンと呼んでいる部分は複数の層から成り、タッチパネルはその中で、液晶ディスプレーと最外部のカバーガラスとの間にあるタッチセンサーを搭載した層の事を指す」とのこと。既存のiPadはそのタッチパネルはガラスベースでしたが、新しいモデルはiPad mini同様にフィルムベースになると予測されています。
フィルムは、ガラスと比べて以前は技術的なデメリットがありましたが、現在それらは解決され技術は向上しています。さらに、フィルムベースのタッチパネルであれば、ディスプレーを格段に薄く軽くすることが可能で、次期iPadの厚さと重さの削減に努めているアップルにとって非常に大きな要素となります。
アップルはその他にも、バックライト技術の改良やバッテリーの再設計を含め、多くの変更を次期iPadに加えることが予想されますが、人気の9.7インチRetinaディスプレイはそのまま採用するとみられます。
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